舌が下がると歯並びは崩れる?原因・リスク・改善法を徹底解説|名古屋駅から10分の矯正歯科|名古屋西矯正歯科クリニック

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舌が下がると歯並びは崩れる?原因・リスク・改善法を徹底解説

「最近、歯並びが悪くなってきた気がする」「子どもの歯列が心配」——その原因、舌の位置にあるかもしれません。実は、舌が本来あるべき位置よりも下に落ちている低位舌は、歯並びや噛み合わせに大きな影響を与えます。

この記事では、舌が下がることで起こる歯並びの乱れのメカニズム、原因、放置するリスク、そして今日からできる改善法までを徹底解説します。


舌が下がると歯並びは崩れる?そのメカニズム

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本来、舌は上顎に軽く吸い付くような位置にあるのが正常です。これを「正しい舌位」といいます。

しかし舌が下がり、下あごの内側に落ちた状態(低位舌)になると、次のような力のバランスが崩れます。

  • 内側から歯列を支える力が弱くなる

  • 頬や唇からの外側への圧力が強くなる

  • 上あごの発達が不十分になる

歯は常に「舌の力」と「唇・頬の力」のバランスで並んでいます。舌が下がることで内側からの支えがなくなり、歯列が狭くなったり、前歯が出たり(出っ歯)、ガタガタになったりするのです。


舌が下がる主な原因

1. 口呼吸の習慣

アレルギー性鼻炎や慢性的な鼻づまりにより口呼吸が続くと、舌は自然と下がります。口が開いた状態では、舌は上あごにつきません。

特に子どもの場合、成長期に口呼吸が続くと、上あごの横幅が十分に広がらず、将来的に歯列不正につながります。

2. 舌や口周りの筋力低下

現代人は柔らかい食事が多く、噛む回数が減っています。その結果、舌や口周囲筋の筋力が弱くなり、正しい舌位を保てなくなります。

3. 姿勢の悪さ(猫背・スマホ首)

意外かもしれませんが、姿勢も大きく関係します。猫背になると顎が前に出て、舌が下がりやすくなります。スマートフォンを長時間見る習慣がある人は特に注意が必要です。


舌が下がることで起こるリスク

 
https://www.hama.kdu.ac.jp/department/dental/orthodontic/image/004-01f.png
 

1. 歯並びの悪化(出っ歯・開咬・叢生)

舌が下がると、以下のような歯列不正が起こりやすくなります。

  • 出っ歯(上顎前突)

  • 開咬(前歯が噛み合わない)

  • 叢生(歯がガタガタ)

これらは見た目だけでなく、咀嚼効率や発音にも影響します。

2. 顔立ちへの影響

舌が上あごを押さないと、上顎の成長が不十分になります。その結果、顔が縦に長くなったり、口元が前に出たりすることがあります。

3. いびき・睡眠の質の低下

舌が下がると気道が狭くなり、いびきや睡眠時無呼吸のリスクも高まります。大人だけでなく、子どもでも注意が必要です。


舌の正しい位置とは?

正しい舌の位置は次の3点がポイントです。

  1. 舌先が上の前歯の少し後ろ(スポット)に軽く触れている

  2. 舌全体が上あごに吸い付いている

  3. 唇は閉じ、歯は軽く触れるか少し離れている

今すぐ鏡を見ながらチェックしてみましょう。何もしていない時に舌が下に落ちていたら、低位舌の可能性があります。


舌が下がるのを改善する方法

1. あいうべ体操

「あー」「いー」「うー」「べー」と大きく口を動かす体操です。口周りの筋肉と舌を鍛える効果があります。1日30回を目安に継続しましょう。

2. 舌トレーニング(MFT)

MFT(口腔筋機能療法)は、歯科医院でも行われている舌や口周りの筋肉トレーニングです。

簡単な方法:

  • 舌全体を上あごに押し付けて10秒キープ

  • ポッピング(舌を上あごに吸い付けて音を鳴らす)を10回

毎日続けることで、正しい舌位が身につきます。

3. 鼻呼吸を意識する

鼻づまりがある場合は耳鼻科で治療を受けましょう。日常的に「口を閉じる」ことを意識するだけでも改善につながります。

4. 姿勢を整える

  • 背筋を伸ばす

  • 顎を引く

  • スマホを目線の高さに上げる

姿勢改善は舌位の安定に直結します。


子どもの場合は早期対策が重要

成長期の子どもは、顎の発達途中です。この時期に正しい舌位を身につけることで、将来的に矯正治療が不要になるケースもあります。

「いつも口が開いている」「いびきをかく」「滑舌が悪い」といったサインがあれば、歯科医院で相談してみましょう。


まとめ|舌の位置が歯並びを左右する

舌が下がると歯並びは崩れる可能性が高くなります。原因は口呼吸や筋力低下、姿勢の悪さなど、日常習慣に潜んでいます。

しかし、舌トレーニングや鼻呼吸の意識、姿勢改善によって予防・改善は可能です。

歯並びは一度悪くなると自然には戻りません。だからこそ、「舌の位置」という根本原因にアプローチすることが大切です。

今日から正しい舌位を意識し、将来の歯並びと健康を守りましょう。


まずはお気軽にご相談ください♩

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   参考文献

日本矯正歯科学会
 不正咬合の原因および成長発育に関する公開資料

日本口腔筋機能療法学会
 口腔筋機能療法(MFT)に関するガイドライン・学術資料

American Association of Orthodontists
 Oral habits and malocclusion に関する公式解説資料

歯科矯正学 第6版(医歯薬出版)

口腔筋機能療法(MFT)の臨床(医歯薬出版)