子どもの治療
最適な噛み合わせと、美しい歯並びで、子どもに素敵な笑顔を
子どもの患者さまは、大人の歯がすべて生えそろっていない第Ⅰ期治療と、生えそろってからの第Ⅱ期治療とに分けて治療を行います。

子どもであっても大人の患者さま同様、レントゲン写真・顔面写真・口腔内写真・模型などの資料から成長発育を予測します。さらに2~3年後にどのような横顔に変化するかをコンピューターでシミュレーションします。個々の患者さまの理想とされる歯並び、あごの位置、口元の関係を分析してから治療方針を決定し、治療を進めていきます。
子どもの矯正治療

子どもの矯正は、あごの骨のバランスや大きさを整えるⅠ期治療(筋機能療法)と歯の位置を整えるⅡ期治療(咬合誘導)からなる2段階の治療です。
特にⅠ期治療は、あごの骨がまだ柔らかくこれから成長していく段階だからこそ、指しゃぶりや舌のクセなどの、このまま放置してしまうと歯並びに影響してしまう悪いクセを直します。
さらに、Ⅱ期治療で大人の歯がきちんと並ぶ土台ができるため、大人の歯が生えるスペースの確保や、必要であれば部分的に歯並びを治します。
Ⅰ・Ⅱ期共に成長途中であるため、個人の成長に合わせた治療が可能です。もちろん、すべての歯並びの問題が子どもの矯正への適応ではありません。永久歯が生えそろい、成長が止まってから治療した方がよい場合もあります。その後、第III期(成人矯正)で、噛み合わせや歯並びを治療します。
小児歯科

小児歯科は言葉のとおり、子どもを対象とした診療科目です。歯の生え始める乳幼児から、永久歯が生えそろう12~13歳位の子どもが対象となります。小児歯科の主な内容としては、フッ素塗布、シーラントを用いた早期のむし歯の予防処置があります。すべては「歯に対する意識を小さい頃から持ってもらう」「歯医者嫌いになってほしくない」ことが目的です。
そのため、治療方針・設備・治療方法は子どものために工夫され、年齢にあわせた診療を行っています。怒らず、怖がらせず、やさしいコミュニケーション、子どもが楽しめるような空間で治療を行い、治療とともに恐怖心も取り除いていきます。
小児歯科の目的
小児歯科の特徴は、成長段階である子どものお口の中を総合的に診療することにあります。あごの成長を見ながら、理想的な永久歯の歯並び、噛み合わせを作り出すための治療、指導を行っているのです。
子どものときのクセである指しゃぶり・おしゃぶりは、お口の成長時期にしてしまうと、入れている時間の長さやしゃぶり方で歯並びやあごの形に影響を及ぼします。その部分をまずは徐々にやめさせていかなければなりません。また、正しい歯磨きを指導し、歯に対する意識を持たせることは、歯の健康維持と成長促進にも関係してきます。
小児歯科の治療の流れ
子どもをいきなり歯医者に連れて行って治療しようとしても、まったくわからない環境でのキィーンといった器具の音や、見知らぬ人に触られることで、子どもは治療に対する恐怖心をもってしまいます。
治療をいきなり始めるのではなく、まずは環境に慣れてもらうことから始めます。

1 初期相談
ここでは、現在のお子さまの年齢、状況、どのような問題が起こっているかを詳しくお聞きします。

2 診断

3 治療
むし歯予防であれば、フッ素塗布、シーラント、フロッシングなどを行っていきます。乳幼児には指しゃぶり・おしゃぶりの改善、お子さまを対象としたブラッシング指導も行います。
