トップへ » 当院が選ばれる理由 » 緻密な検査を元に治療
バイオプログレッシブ法を採用
バイオプログレッシブ法とは、患者さまの個別の状態に合わせた治療を行うためのメソッドです。検査項目がとても細かく、診断も通常のやり方に比べ、非常に多くの診断パターンに分けることが可能です。最も大きな違いといえるのは、フェイシャルパターンを6つに分けることができる点です。そのため、治療を精密に行うことができ、仕上がりにも大きく差がでることとなるのです。
なぜ違うのか。それは、治療が成功するかどうかは、診断で80%は決まる、という理念のもとであるからです。分析の方法は複雑で特別なものです。よって治療方法も特別です。例えば、治療用のワイヤーには、エルジロイという特殊な弾性素材のものを使用しています。
バイオプログレッシブ法以外の方法では、歯列をひとつのブロックで考えますが、バイオプログレッシブ法では、前歯・左の歯・右の歯の3つのブロックに分けて考えます。このため、難症例でもスムーズに治療することができ、症例にかかわらず、一定期間での治療を行うことが可能なのです。
精密な検査
矯正治療の方針を決定し、患者さまにとって最善の矯正治療を提供するためには、精密な検査データが必要です。では、そのデータを得るための精密検査では、どんなことを行っているのでしょうか。
歯の根の写真を撮る
矯正治療とは、歯にある程度の力をかけて行うので、すべての歯や歯茎が健康でなければできません。まずはどんな状態なのか、
すべての歯について歯根や歯周組織を調べるために写真撮影を行います。そこで矯正治療が問題なく行えるかどうかを見極めます。
骨格のレントゲンを撮る
上下のあごがズレているかどうかを確認します。あごの骨格が小さくて、すべての歯が並びきらないような場合は、上下のあごのアーチが広げられるかどうかも判断します。
また、お顔を横から見た状態でもレントゲン写真を撮り、前後のあごのズレを確認します。あごに対する歯の角度、上下の噛み合わせなども調べ、ズレなどの位置をミリ単位で計算します。そのデータに添って、ベストな噛み合わせの位置を見極めます。
アゴの動きも計算に入れた正しい噛み合わせへ
矯正治療を始める前には、さまざまな角度からお口の中や1本1本の歯、周囲の状態を精密に検査します。多方面からの検査であごの動きまで確認することで、それぞれの患者さまに合った確かな治療を提供します。
人間にとって、口は毎日の生活に欠かせない器官です。食べ物を噛んで体内に取り入れたり、言葉を発したり、呼吸をしたりといったさまざまな機能をもっています。そのため歯列矯正をするときには、口のもつさまざまな機能のことまで考えて治療方針を決めなければなりません。
まずはお口の中の状態をよく知るために精密検査を行います。お口の中だけでなく、あごの状態、顔の骨格まで、さまざまな機器を使って細かく厳密に検査し、そのデータを踏まえて治療方針を決定します。こうすることで、患者さまにとって最善の治療ができるのだと自負しております。
矯正治療の流れ
【STEP1】初診・カウンセリング
まずは、歯並びがどのような状態かを確認。ご自分の歯並びについて感じていることをお聞きします。そして、トラブル解決のためにはどのような矯正治療が考えられるのかをお話しし、今後の大まかな方針を決定します。
【STEP2】精密検査・診断
噛み合わせや骨格を分析するため、レントゲン写真を撮影します。口腔内写真も撮ります。その後、精密検査の結果を歯並びの状態によって7段階に分類し、ご自分のお口の中がどんな状態なのかを詳しくご説明します。口の型・噛み合わせの位置・お口の中の状態を咬合器につけて再現し、診断します。
【STEP3】治療方針の説明
診断に従って、今後の治療方針を決定します。矯正治療にはどのくらいの期間がかかるのか、矯正治療にかかる料金もご説明し、治療を始める時期をご相談します。
【STEP4】治療開始・装置の装着
まず、むし歯や歯周病、あごの状態などのトラブルを解決し、お口の中をゼロベースにします。診断時に決定した治療方針に従って、矯正器具を歯に装着します。精密検査の結果をもとに作製した、オーダーメイドの矯正ワイヤーを取り付けます。
【STEP5】定期検診
矯正装置を調整するために、3~4週間に一度の割合で来院していただきます。歯列にどのくらい乱れがあるかにもよりますが、矯正の期間は2年程度です。
【STEP6】保定期間
歯並びが整ったあと、その状態で歯を安定させるために、取り外しができる装置を使っていただきます。保定期間にも、歯の調整のため2か月~半年に一度の割合で来院していただきます。症状にもよりますが、保定期間は1~2年程度です。
【STEP7】治療完了
すべての治療が終了します。