【矯正治療】習い事と歯並びの関係|楽器や格闘技との関係性とは?|名古屋駅から10分の矯正歯科|名古屋西矯正歯科クリニック

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【矯正治療】習い事と歯並びの関係|楽器や格闘技との関係性とは?

「うちの子、クラリネットを習ってから歯並びが気になるようになったかも?」
「空手のマウスピース、ちゃんと合っているか心配…」

実は、習い事の種類によっては、歯や顎に思わぬ影響を与えることがあります。
楽器の演奏やコンタクトスポーツなどは、歯並びやかみ合わせ、口元の筋肉バランスに密接に関係しています。

この記事では、リコーダーやクラリネットなどの吹奏楽器、格闘技やラグビーといったスポーツ系の習い事が、どのように歯並びや口腔機能に影響するのか、その理由と保護者ができる対策をわかりやすく解説します。


▼ 楽器と歯並びの関係|吹奏楽器は口元に負担をかける?

● クラリネット・サックス・トランペットなどの影響

吹奏楽器の中でも、クラリネットやサックスはリードを歯で噛んで演奏する構造です。
このとき、上下の前歯や顎に強い力がかかるため、以下のような影響が出る可能性があります。

【起こりうる歯並びの変化】

  • 前歯の傾き(内側 or 外側)
  • 顎の成長方向のアンバランス
  • 噛み合わせのズレ(特に上顎前突=出っ歯)

とくに、成長期の小中学生は顎の骨が柔らかく、長時間の演奏による圧が骨格形成に影響する可能性があります。

● リコーダーはどう?

リコーダーは学校の音楽教育で必ず習う楽器ですが、演奏時間が短く、圧力も少ないため大きな影響は少ないとされています。
ただし、「口だけで息を吹くクセ」「演奏中の噛みしめ」「唇の巻き込み」などの間違った演奏姿勢が長期化すると、歯並びや口元の癖が固定化する場合もあります。

● 楽器による影響は個人差も大きい

歯並びや顎の成長への影響は、その子の以下の要因によって変わります。

  • 顎の発育状態(小さい・前後にズレがある など)
  • もともとの歯列やかみ合わせ
  • 楽器の演奏頻度・時間
  • 演奏時の姿勢や口の使い方のクセ

すべての子に影響があるわけではありませんが、「楽器を始めてから歯並びが変わった」「かみ合わせに違和感がある」と感じた場合は、一度歯科医に相談するのがおすすめです。


▼ スポーツと歯並びの関係|格闘技・ラグビー・体操など

● マウスピースが必要な競技

空手・ラグビー・ボクシング・柔道などのコンタクトスポーツでは、衝撃から歯を守るためにマウスピースを使用します。
しかし、合わないマウスピースや長期間の使用によって、以下のリスクが生じることもあります

【スポーツで見られる歯並びのリスク】

  • 顎関節への負担
  • 噛み合わせのズレ
  • 歯の圧迫による移動(特に成長期)

市販のマウスピースは「咬み合わせが合っていない」ことが多いため、歯科医院でオーダーメイドを作るのがおすすめです。

● スポーツによる筋肉の偏りも影響

体操・バレエ・ダンスなどの競技では、無意識に歯を食いしばるクセがつくことがあります。
また、片側の筋肉ばかり使うスポーツでは、顎の左右バランスが崩れることも。

例:

  • 片足軸のスポーツ(バレエ・サッカーなど)→ 顎が片側に傾きやすい
  • ジャンプ系(体操・ダンス)→ 噛みしめグセが強くなる
  • 弓道・バイオリン → 顎を一方に固定する姿勢が多い


▼ 習い事の影響を最小限にするには?

● 歯列・顎の状態を定期的にチェックする

とくに習い事を始めたタイミングや、顎の成長が活発な時期(7~10歳ごろ)には、歯科医院で定期的に歯並びやかみ合わせのチェックを受けましょう。

● マウスピースは必ず“歯科医院で作る”のが基本

成長期の市販マウスピース使用は、歯列への悪影響が大きいことがあります。
矯正中の子には、専用の調整済みマウスピースが必要な場合もあるので、歯科医に相談を。

● 吹奏楽部の保護者へ:楽器と歯並びの相談は矯正歯科で可能

吹奏楽器を演奏していて「歯に違和感がある」「装置が当たる」といった場合、矯正歯科や小児歯科で楽器演奏を考慮した処置が可能です。

特にブラケット矯正中の演奏は口内トラブルを招きやすいため、マウスピース矯正など他の選択肢を提案されることもあります。


▼ よくある質問(Q&A)

Q1. 楽器をやっている子は矯正できないの?
→できます。ただし、矯正装置の種類演奏スタイルに応じた配慮が必要なため、事前相談が重要です。

Q2. 市販のマウスピースは使っても大丈夫?
→できれば避けた方がよいです。正しく噛めないマウスピースは歯並びに悪影響を与えることがあります。

Q3. 楽器が原因で歯並びが悪くなった場合、治せる?
→早めに対処すれば、矯正治療で改善できます。早期発見・早期対応がカギです。


▼ まとめ

  • 習い事の中には、歯並びや顎に影響を与えるものもある(楽器・スポーツなど)
  • 吹奏楽器は前歯やかみ合わせに負担をかける場合がある
  • 格闘技・体操では噛みしめグセやマウスピースの影響に注意
  • 成長期の歯や顎はデリケートなので、歯科での定期チェックが大切
  • 必要に応じて、矯正歯科や小児歯科への相談を

お子さんの才能を伸ばす習い事。

歯並びへの影響も考慮しながら、健康的に続けられるサポートをしていきたいですね。


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📚参考文献・出典

  • 日本矯正歯科学会|矯正とスポーツ・楽器演奏
  • 日本小児歯科学会|マウスピースと顎の成長
  • 厚生労働省 e-ヘルスネット|スポーツと口腔外傷
  • 吹奏楽と歯列の関係に関する研究(歯科大学論